ついに出た!

格差拡大が社会・政治問題になる中、この20年間格差を拡大する一方だった税制の改悪、ついに反転するか?
格差縮小が表面の議論に出てきた。
遅いよ!
でもようやくそこに行き着いたか・・。
僕たち市民の党は消費税導入のころからずっと、富の再分配のためには所得税の税率の強化が必要と訴えてきた。
ごく一部の人たちのところへ集まっている富は今、投機へと流れ、米国のサブプライムショックのあとは原油価格を吊り上げ、実体経済を破壊する「妖怪」となって世界を駆け巡っている。ごく一握りの金余りと大多数の所得低下をただしてゆくためには、所得税を過去の高累進の方向へと展開するしかない。だが現実はまったく逆の方向へ動いてきた。
いまこそ速やかな政治の対応が必要だ。

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「政府税調、所得税強化提言の方向」

asahi.com 2007年10月27日02時35分

 政府税制調査会は26日、個人所得課税について議論し、所得格差を是正するために所得税の課税強化を提言する方向で一致した。具体策では、会社員の必要経費とされる給与所得控除を、所得の高い人では減らすことなどが提案された。引き続き検討する。

 香西泰会長は「様々な控除を検討し直して、格差社会に対する答えになるように持って行けないかという問題意識がある」と述べ、所得税の強化に意欲を示した。

 出席者は、所得税最高税率引き上げや配偶者控除の廃止も提案。社会保障給付と税額控除を一体化した制度で、欧米に導入例がある「負の所得税」と呼ばれる仕組みも議論してはとの声もあった。

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